![]() 通信ルータ
专利摘要:
発信元通信装置(200)と応答側通信装置(213、214、215、2116、217、218)との間でメッセージを匿名で送る通信ルータ。発信元格納手段(203)が、発信元通信装置(200)に対する通信識別子と、発信元通信装置(200)に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納するために設けられている。応答側格納手段(203)が、各応答側通信装置(213、214、215、2116、217、218)に対する通信識別子を、各応答側通信装置に割り当てられた一意のタグ識別子とともに格納するために設けられている。第1のメッセージ・ハンドラ(202、204、205、206)が、応答側通信装置(213、214、215、2116、217、218)からの受信メッセージを選択し、適切なタグ識別子を加え、メッセージを発信元通信装置(200)へ送信する。第2のメッセージ・ハンドラ(202、201)が、発信元通信装置(200)からメッセージを受信して、メッセージ中に含まれた所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて、メッセージを適切な応答側通信装置(213、214、215、2116、217、218)に送信する。 公开号:JP2011509557A 申请号:JP2010538921 申请日:2008-12-19 公开日:2011-03-24 发明作者:ヨウ アシエドゥ、エドワード 申请人:バイトボーン テクノロジーズ リミテッドByteborne Technologies Limited; IPC主号:H04L12-58
专利说明:
[0001] 本発明は、通信ルータに関し、特に、しかし排他的にではなく、異種の通信装置間での匿名通信を可能にするルータに関する。] 背景技術 [0002] 既知の通信装置としては、普通の電話機、テレックス、ファクシミリ装置、セルラー電話、電子メール、ボイス/ビデオ・オーバーIP、SMSメッセージング、およびインスタント・メッセージがある。これらすべての通信装置の形態には、動作するために共通して2つことが要求される。] [0003] 第1に、各通信タイプの送受信端末には、通信識別子(たとえば電話番号または電子メール・アドレス)がなければならない。通信識別子によって、送受信端末が、対応する通信ネットワーク内で識別される。たとえば、送信端末は、電子パルスの宛先に対する正確な通信識別子を信号で伝えなければならない。一例として、電話通話を接続するためには、ある電話機から宛先電話番号を電話交換局に送信し、次に電話交換局がこれを宛先電話機に接続する。] [0004] 第2に、送受信端末は互いに適合していなければならない。すなわち、送信端末は、受信端末に送出され受信端末によって解釈されることが可能な電子メッセージを送信しなければならない。たとえば、標準的な電話機は電子メール・アカウントを用いて通信することはできない。なぜならば、電話機は電子メール・アドレスを交換局に送信することはできず、また音声信号を標準的な電子メール・サーバが解釈することはできないからである。] [0005] 前述した要求があるために、匿名通信を行なう際には問題が生じる。これに関連して、ある通信装置が通信を開始する際、その独自の識別子が受信機装置に送信されないようにすることによって、この装置が「未確認である」ように見えることができる。一例は、呼び出しを受けた電話機のディスプレイに、呼び出している電話機の番号が表示されないことである。しかし、このような状況の下では、受信機装置は、最初の通信の発信元だった通信装置に返答することができない。その理由は、発信元装置が、その独自の通信識別子が受信機装置に送信されないようにしているからである。場合によっては、これは、装置間の通信の必要な制御と考えられる。それでもなお、他の場合では、受信機装置が発信元装置に応答できるようにすることは役に立つであろう。] [0006] 装置間の適合性が必要であることに関して、さらなる問題がある。これに関連して、受信機装置が発信元装置に応答するためには、受信機装置には、発信元装置が受け入れても構わない通信フォーマットに関する情報とともに、通信をこのフォーマットで送る能力もある必要がある。これは問題である。なぜならば、受信機装置は発信元装置の身元を知らないか、またはその通信識別子がなく、したがって必要なフォーマットの指示がないからである。発信元通信自体は1つの特定のフォーマットであっても、発信元装置が返答通信を同じフォーマットで受け入れても構わないということはいつも成り立つわけではない。たとえば、以後の通信の取り扱いを簡単にするために、発信元電話機通信の送信を担う発信元装置が、応答通信を電子メールで受信することを望む場合がある。しかし、これを実現するためには、発信元装置は、その電子メール・アドレスを明かさなければならず、その匿名性が犠牲になる。] [0007] また状況によっては、発信元装置が、異なる通信フォーマットを用いた種々の応答側装置からの返答通信を受け入れることができるようにすることも、望ましい場合がある。これを実現するためには、発信元装置が、ネットワーク・インターフェース(ネットワーク・インターフェースはそれぞれ、それらの独自の通信識別子およびそれらの関連する取り扱いシステムを伴う)を、発信元装置が受信を望む各通信フォーマットに対して与えて維持する必要がある。また発信元装置は、用いることができる通信識別子をすべて明かさなければならない。このことは、匿名性が犠牲になるだけでなく、管理および維持が高価かつ複雑になる。] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明は、既知の通信システムおよび装置に関連する問題を打開しようとするものである。] 課題を解決するための手段 [0009] 本発明の態様によれば、発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための通信ルータであって、メッセージは主題識別子を含み、ルータおよび通信装置はそれぞれ少なくとも一つの通信識別子を有し、前記ルータは、発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する発信元格納手段と、一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納し、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる応答側格納手段と、一つまたは複数の応答側通信装置から発した所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択し、選択されたメッセージのそれぞれに、その出所に基づいて適切なタグ識別子を加え、選択されたメッセージを発信元通信装置にその少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する第1のメッセージ・ハンドラと、発信元通信装置からメッセージを受信し、格納した通信識別子を用いて、メッセージ中に含まれる所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて、メッセージを適切な応答側通信装置に送信する第2のメッセージ・ハンドラと、を備える通信ルータが提供される。] [0010] このようにして、メッセージを、発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間で、ルータの制御の下で、どちらの装置も他方の通信識別子を知る必要なく送信することができる。この結果、真に匿名の双方向通信が可能になる。さらに、通信装置は依然として、それらが受信するメッセージを制御することができる。たとえば、発信元装置に対するメッセージは発信元装置が設定した所定の主題識別子に基づいて決定されるので、発信元装置がもはや特定の主題に関するメッセージの受信を望まない場合には、発信元装置は単にルータに、その特定の主題識別子を主題発信元格納手段から取り除くように命令を出すことができる。この結果、応答側装置はもはや、この主題に関して発信元装置と連絡を取ることはできない。しかし発信元装置は、異なる主題に関してのメッセージを受け入れている場合がある。この結果、発信元装置は、自身に対する通信を制御することができ、発信元装置が対処している進行中の主題に対する返答ではないメッセージを受信しないようにすることができる。] [0011] 好都合なことに、ルータはさらに、通信装置に関連付けられたメッセージのフォーマットを示すフォーマット識別子データを格納するフォーマット識別子格納手段を備える。このようにして、ルータは、メッセージを発信元または応答側通信装置に送信するための適切なフォーマットに関する情報を格納する。] [0012] 好都合なことに、発信元装置と適切な応答側通信装置との間で送信されるメッセージを、メッセージをその通信装置に対する格納されたフォーマット識別子に基づいて受信する通信装置に適合するフォーマットに変換する変換手段がさらに提供される。このようにして、ルータから通信装置にそのネイティブ・フォーマットで送信することが、送信を送る通信装置が受信側用の適切なフォーマットを知る必要なく可能になる。この結果、匿名性が高まる。なぜならば、通信装置は、どんなタイプの通信装置を応答側が用いているかを容易に識別することができないからである。さらに、この結果、発信元装置は、発信元メッセージに対する返答を1つの特定のフォーマット(たとえば電子メール)で、複数の異なるフォーマットの応答側通信装置から受信することもできる。この結果、返答メッセージの取り扱いが簡単になる。] [0013] 好都合なことに、変換手段は、ルータが受信したメッセージをマーク・アップ言語フォーマットに変換する。この結果、ルータは受信メッセージの処理を、別の通信装置へ送信するために適切なフォーマットへ受信メッセージを変換する前に、容易に行なうことができる。] [0014] 好都合なことに、通信装置のうちの一つまたは複数が一つまたは複数の外部ネットワーク上に配置され、ルータは、前記一つまたは複数の外部ネットワークと接続するための少なくとも一つのインターフェースを備える。] [0015] 好都合なことに、一つまたは複数の外部ネットワークには、以下のうちの少なくとも1つが含まれる。GSM無線ネットワーク、データ・ネットワーク、および電話網。 好都合なことに、ルータは、コンピュータ・システムの形態の発信元装置と接続するためのインターフェースを備える。] [0016] 好都合なことに、メッセージには以下のうちの少なくとも1つが含まれる。音声メッセージ、電子メール、およびテキスト・メッセージ。 好都合なことに、第1のメッセージ・ハンドラは、第1の受信メッセージ・ハンドラであって、一つまたは複数の応答側から受信したメッセージに基づいて一つまたは複数の応答側通信装置に対する通信識別子を決定し、前記応答側格納手段に、前記通信識別子を割り当てられた一意のタグ識別子とともに格納させる第1の受信メッセージ・ハンドラを含む。] [0017] 好都合なことに、第2のメッセージ・ハンドラは、第2の受信メッセージ・ハンドラであって、発信元通信装置から受信したメッセージに基づいて発信元通信装置に対する通信識別子を決定して、前記発信元格納手段に、前記通信識別子を所定の主題識別子とともに格納させる第2の受信メッセージ・ハンドラを含む。] [0018] 好都合なことに、データ・ストアが前記発信元格納手段と前記応答側格納手段とを構成する。 好都合なことに、メッセージ・ブローカが前記第1および第2のメッセージ・ハンドラを構成する。] [0019] 本発明のさらなる態様によれば、発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための方法であって、メッセージは主題識別子を有し、通信装置はそれぞれ少なくとも一つの通信識別子を有し、前記方法は、発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する工程と、一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納して、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる工程と、一つまたは複数の応答側通信装置から発した所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択し、選択されたメッセージのそれぞれに、その出所に基づいて適切なタグ識別子を加え、選択されたメッセージを発信元通信装置にその少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する工程と、発信元通信装置からメッセージを受信し、格納した通信識別子を用いて、メッセージ中に含まれる所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて、メッセージを適切な応答側通信装置に送信する工程と、を含む方法が提供される。] [0020] 好都合なことに、本方法はさらに、通信装置に関連付けられたメッセージのフォーマットを示すフォーマット識別子データを格納する工程を含む。 好都合なことに、本方法はさらに、発信元装置と適切な応答側通信装置との間で送信されるメッセージを、メッセージをその通信装置に対する格納されたフォーマット識別子に基づいて受信する通信装置に適合するフォーマットに変換する工程を含む。] [0021] 好都合なことに、ルータが受信したメッセージをマーク・アップ言語フォーマットに変換する。 本発明のさらなる態様によれば、発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための通信システムであって、メッセージは主題識別子を含み、ルータおよび通信装置はそれぞれ、少なくとも一つの通信識別子を有し、前記システムは、発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する格納手段を備えるルータと、一つまたは複数の応答側通信装置に、前記所定の主題識別子と前記ルータに対する少なくとも一つの通信識別子とを与える手段と、を備え、前記ルータは、前記一つまたは複数の応答側通信装置から発したメッセージを検出して、所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択する手段を備え、前記ルータは、一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納して、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる手段を備え、前記ルータは、前記対応するタグ識別子を各選択されたメッセージに、その出所の応答側通信装置に基づいて加え、メッセージを前記発信元通信装置に、発信元通信装置に対する格納された少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する手段を備える、通信システムが提供される。] [0022] 好都合なことに、通信システムはさらに、前記ルータは、発信元通信装置から発して特定の応答側通信装置に送られる返答メッセージを検出して、所定の主題識別子と返答メッセージに対する一意のタグ識別子とを決定する手段を有し、前記ルータは、返答メッセージを適切な応答側通信装置に、格納した通信識別子を用いて、決定された所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて送信する手段を有することを備える。] 図面の簡単な説明 [0023] 本発明の好ましい実施形態による匿名通信ルータを、種々の外部通信ネットワークに対するその接続部とともに示す概略図である。] 実施例 [0024] 次に本発明の実施形態について、添付の図面を参照して一例として説明する。 図1に、発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを送るための本発明の好ましい実施形態による通信ルータを示す。発信元通信装置は、たとえば、コンピュータ200、215、携帯電話214、217、電話機218、またはPDA213、216のうちの1つであっても良い。通信装置200、213、214、215、216、217、218間で送るべきメッセージとしては、主題識別子(subject identifier)、たとえば発信元通信装置と応答側通信装置との間で通信されるメッセージに関する主題またはトピック参照が挙げられる。] 図1 [0025] 通信装置200、213、214、215、216、217、218はそれぞれ、通信識別子を有する。通信識別子は、装置に一意で、装置をその対応するネットワーク上で識別する。このような通信識別子としては、たとえば、携帯電話番号、固定電話番号、電子メール・アドレス、またはIPアドレスが挙げられる。] [0026] さらに、ルータ自体には、ルータが接続される各通信ネットワークに対する通信識別子が設けられている。この接続において、図1に示す例では、ルータには、無線ネットワーク・インターフェース207、電子メール・ネットワーク・インターフェース208、電話網インターフェース209、およびマークアップ言語インターフェース201が、ルータを種々の通信ネットワークに接続するために設けられている。これらのインターフェースはそれぞれ、種々の通信装置200、213、214、215、216、217、218から受信したメッセージをルータへ送ることができる通信識別子を有している。さらに、これらのインターフェースによって、関連付けられた通信装置に、出て行くメッセージを送信することが可能になる。] 図1 [0027] この接続において、インターフェース201、207、208および209によって、ルータが、種々の外部ネットワーク、すなわち無線ネットワーク210、データ・ネットワーク211、および電話網212に、それぞれ接続されている。電話通信インターフェースによって、ルータを、既存の構内交換機(Private branch Exchange:PBX)または公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)と、ハードウェア拡張ボードを介して統合することができる。電話通信インターフェースは、アウトバウンド・コールを配置してインバウンド・コールを受けることによってPBXのように機能する。電話通信インターフェースはまた、複雑なインバウンドおよびアウトバウンド・コール取り扱い要求に対する双方向音声応答(Interactive Voice Response:IVR)インターフェースとなる。無線インターフェースを、SMS送信または無線データを送受信するために起動させる。無線インターフェースは、複数のコーデックをサポートするとともに、アンテナ、複数のGSMチャンネルおよびSIMカード・スロット(任意のGSM無線ネットワーク・プロバイダからのカードとともに用いることができる)を有している。マークアップ言語インターフェース201は、コンピュータ・ネットワーク・インターフェースであり、ルータをコンピュータ・システム200に、マーク・アップ言語フォーマットを用いて直接接続することが可能になる。] [0028] 後により詳細に説明するように、メッセージ・ブローカ202を用いてメッセージを制御して通信装置間で送り、データ・ストア(data store)203をメッセージ・ブローカ202が用いて、通信装置についての種々の情報を、システムおよび送信されているメッセージを用いて格納する。ルータには、受信および送信メッセージをそれらのフォーマットに応じて処理する多くの特定フォーマット用メッセージ・ハンドラ204、205、206が設けられている。メッセージ・ブローカ202および特定フォーマット用メッセージ・ハンドラ204、205、206は共に動作して、受信および送信メッセージを取り扱う。コンピュータ・システム200の場合、別個の特定フォーマット用メッセージ・ブローカは必要ではない。なぜならば、この装置は、ルータのネイティブ・データ・フォーマットを用いるからである。] [0029] 匿名の双方向通信を可能にすることができる前に、発信元通信装置(通信装置200、213、214、215、216、217、218のうちのいずれか1つであっても良い)から発信元登録メッセージが通信ルータに送られる。登録メッセージを通信ルータが受信すると、ルータは、発信元通信装置の通信識別子と登録メッセージの主題識別子とを決定する。ルータは次に、この通信識別子および主題識別子を、発信元格納手段(データ・ストア203の形態で設けられている)に格納する。] [0030] 発信元装置は次に、主題識別子を、種々の手段によって、他の応答側通信装置に入手可能にする。たとえば、発信元装置は、主題識別子をたとえばウェブ・サイト、掲示、または広告上で公表しても良いし、ルータに、登録済みの応答側装置に直接通知するように命令を出しても良い。応答側通信装置にはまた、種々のルータ・インターフェースに対する適切な通信識別子も設けられている。] [0031] 応答側通信装置(通信装置200、213、214、215、216、217、218のうちのいずれか1つであっても良い)が、発信元装置への応答を望む場合、応答側通信装置は、ルータに、応答側通信装置が応答している特定のメッセージまたはトピックに関連する主題識別子が含まれる応答メッセージを送信する。応答側通信装置は、応答メッセージをルータに、応答側通信装置が用いる特定のネットワークおよびデータ・フォーマットにとって適切な通信識別子を用いて送ることができる。] [0032] ルータが応答メッセージを応答側通信装置から受信すると、メッセージ・ブローカ202と、必要に応じて、特定フォーマット用メッセージ・ハンドラ204、205、206とが、応答側通信装置の通信識別子を決定して、これをデータ・ストア203に格納する。メッセージ・ブローカ202はまた、応答側通信装置に対応する一意のタグをメッセージに割り当てる。メッセージ・ブローカ202はまた、応答メッセージに添えられた主題識別子を決定し、この主題識別子を、発信元通信装置に対してデータ・ストア203に格納された対応する主題識別子と照合する。これに関連して、一致する主題識別子が見出されたら、メッセージ・ブローカは、発信元通信装置に関連付けられた通信識別子を決定して、発信元通信装置への返答メッセージの送信を行なう。] [0033] この接続において、発信元通信装置に返答メッセージを送信するとき、メッセージ・ブローカ202は最初に、一意のタグをメッセージに添えて、その特定の返答メッセージを担う対応する通信装置を示す。メッセージ・ブローカ202と(必要に応じて)特定フォーマット用メッセージ・ハンドラとは次に、一意のタグおよび主題識別子を含むメッセージを、適切な発信元通信装置に、主題識別子を用いて決定された通信識別子を用いて送る。] [0034] いったん応答メッセージが発信元通信装置によって受信されると、さらなる返答メッセージを発信元通信装置から応答側通信装置に送り返すことができる。こうするために、発信元通信装置からルータに、返答メッセージ中に一意のタグおよび主題識別子が含まれたメッセージが送られる。このさらなる返答メッセージを受信すると、メッセージ・ブローカ202は、メッセージから一意のタグおよび主題識別子を読み出して、一意のタグおよび主題識別子を、応答側通信装置に対してデータ・ストア203に格納されたものと比較することによって、メッセージを適切な応答側通信装置に送る。] [0035] 前述の例に関しては、したがって、メッセージを、発信元通信装置と応答側通信装置との間で、ルータを介して、特定の主題識別子に基づいて往復させることができる。重要なことは、ルータに対する通信識別子のみが通信装置に知られている必要があり、したがって、メッセージを、いずれの装置もその通信識別子を他方に明かす必要なく匿名で送れることである。] [0036] この実施形態においては、発信元および応答側通信装置は必ずしも適合してはおらず、異なる通信フォーマットを用いる場合がある。たとえば、電話機218はメッセージをコンピュータ215に送ることができる。異種の装置間でのメッセージの送信を可能にするために、特定フォーマット用メッセージ・ハンドラ204、205、206は、どの通信装置にメッセージが送られている場合でもメッセージを適切なフォーマットに変換する変換手段を備える。] [0037] 図示する実施形態においては、メッセージを直接、発信元通信装置にとって適切なフォーマットに変換するのではなく、特定フォーマット用メッセージ・ハンドラは、受信メッセージをマーク・アップ言語フォーマットに変換する。このマーク・アップ言語は、ルータとのやり取りに対するXML表記法である。たとえば、電話機218(応答側通信装置として働く)から返答メッセージをコンピュータ215上の電子メール・アカウントに送るべき場合には、適切な特定フォーマット用メッセージ・ハンドラ(この場合はコール・ハンドラ206)が、音声メッセージ返答を電話機218から受信して、それをマーク・アップ言語フォーマットに変換する。メッセージ・ブローカ202は次に、このメッセージを受信して、電話機218に対して割り当てられたタグ識別子を加える。前述したように、メッセージ・ブローカ202は、メッセージをコンピュータ215に送るべきであることを、返答メッセージの主題識別子に基づいて決定する。これに基づいて、メッセージ・ブローカ202は次に、変換されたメッセージ(マーク・アップ言語フォーマット)を電子メール・ハンドラ205に転送する。電子メール・ハンドラ205は、変換されたメッセージ(マーク・アップ言語フォーマット)を電子メール・フォーマットに変換することを、メッセージが電子メール・インターフェース208によってコンピュータ215に送られる前に行なう。] [0038] 動作中のルータのさらなる例について以下に説明する。 直接接続されたコンピュータ・システムから外部通信装置へのメッセージ送信 コンピュータ・システム200(ルータにコンピュータ・ネットワーク・インターフェース201を介して直接接続されている)から一つまたは複数の外部通信装置へメッセージを送信する例について、以下に説明する。この例では、ルータの設定を、コンピュータ・システム200からの発信元メッセージを、その種々のインターフェースを通して接続されたすべての適用可能な外部通信装置に、所定の宛先識別子に基づいて分配するように行なう。たとえば、所定の宛先識別子が指定するのは、特定の主題に関するメッセージを受信するためにルータに登録済みの外部通信装置のグループ、または対象とする特定の人口学のユーザが用いることが分かっている外部通信装置のグループであっても良い。] [0039] (1)コンピュータ・システム200から、発信元メッセージ(マーク・アップ言語フォーマットであり、主題参照およびメッセージ・ペイロードが含まれている)を、ルータに、マークアップ言語インターフェース201を介して送る。] [0040] (2)メッセージを、マークアップ言語インターフェース201から受信して、メッセージ・ブローカ202に送る。メッセージ・ブローカ202では、コンピュータ・システム200の通信識別子を決定して、メッセージを、通信識別子および主題識別子に関する情報とともに、データ・ストア203にコピーする。] [0041] (3)メッセージ・ブローカ202は、メッセージに対する所定の宛先識別子を決定し、これに基づいて、メッセージを、当該の外部通信装置へメッセージを送信するために必要なSMSハンドラ204、電子メール・ハンドラ205、およびコール・ハンドラ206の何らかの組み合わせへ送信する。] [0042] (4)所定の宛先識別子にSMS識別子が含まれている場合、メッセージはSMSハンドラ204によってSMSメッセージに変換され、SMSメッセージは、宛先装置213または214に、無線インターフェース207から無線ネットワーク210を介して送信される。] [0043] 同様に、所定の宛先識別子に電子メール識別子が含まれている場合、メッセージは電子メール・ハンドラ205によって電子メール・メッセージに変換され、電子メール・メッセージは、宛先装置215または216に、電子メール・インターフェース208からデータ・ネットワーク211を介して送信される。] [0044] 同様に、所定の宛先識別子に音声通話識別子が含まれている場合、メッセージはコール・ハンドラ206によって音声信号に変換され、音声信号は、宛先装置217または218に、電話通信インターフェース209から電話網212を介して送信される。] [0045] 外部通信装置から、直接接続されたコンピュータ・システムへのメッセージ送信 外部通信装置からコンピュータ・システム200(ルータにコンピュータ・ネットワーク・インターフェース201を介して直接接続されている)へメッセージを送信する例について、以下に説明する。この例は、外部通信装置が、前述の例においてコンピュータ・システム200から送られた発信元メッセージに応答することを望む状況に対応する。] [0046] (1)装置213、214、215、216、217または218が、ルータを介して、コンピュータ・システムから一意の主題参照を含む発信元メッセージを受信する。装置はまた、受信した発信元メッセージに基づいて、ルータの対応するインターフェースに対する通信識別子を認知する。たとえば、SMS発信元メッセージは、無線インターフェース207に対する通信識別子を識別する。] [0047] (2)装置213、214、215、216、217または218は、返答メッセージを、無線ネットワーク210、データ・ネットワーク211、または電話網212を介して、ルータに、無線インターフェース207、電子メール・インターフェース208、または電話通信インターフェース209にとって適切な通信識別子を用いて送信する。メッセージには、一意の主題参照およびメッセージ・ペイロードが含まれている。] [0048] (3)メッセージが無線インターフェース207上で受信される場合、メッセージはSMSハンドラ204に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、装置213または214の通信識別子、および一意の主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0049] メッセージが電子メール・インターフェース208上で受信される場合、メッセージは電子メール・ハンドラ205に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、装置215または216の通信識別子、および一意の主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0050] メッセージが電話通信インターフェース209上で受信される場合、メッセージは、コール・ハンドラ206に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、装置217または218の通信識別子、および一意の主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0051] (4)メッセージ・ブローカ202は、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージ中の通信識別子および主題参照をデータ・ストア203に対して参照して、返答を受信したコンピュータ・システム200の通信識別子を決定する。] [0052] メッセージ・ブローカはまた、メッセージをデータ・ストアにコピーして、返答メッセージを送る応答側通信装置に関連付けられたタグ識別子を割り当てる。 (5)メッセージ・ブローカ202からマーク・アップ言語フォーマット・メッセージ(割り当てられたタグ識別子を含む)を、コンピュータ・システム200の通信識別子に、マーク・アップ言語インターフェース201を介して送る。] [0053] 2つの外部通信装置間でのメッセージ送信 2つの外部通信装置間でのメッセージ送信の例について、以下に説明する。この例は、ある外部通信装置がメッセージの発信元であり、他の外部通信装置がそのメッセージへの応答を望む場合がある状況に関している。] [0054] その後、発信元通信装置が応答側通信装置にさらに応答することを望む場合がある。 (1)発信元装置213、214、215、216、217、218が、発信元メッセージを、無線ネットワーク210、データ・ネットワーク211、または電話網212を介して、ルータに、無線インターフェース207、電子メール・インターフェース208、または電話通信インターフェース209の通信識別子を用いて送信する。メッセージには、通信ルータに登録するための一意の主題参照が含まれている。] [0055] (2)無線インターフェース207、電子メール・インターフェース208、および電話通信インターフェース209の主題参照および通信識別子を次に、応答側装置213、214、215、216、217、218に、何らかの手段によって、たとえばサービス・プロバイダを通して、入手可能にする。] [0056] (3)応答側装置213、214、215、216、217、218は、返答メッセージを、無線ネットワーク210、データ・ネットワーク211または電話網212を介して、通信ルータに、無線インターフェース207、電子メール・インターフェース208、または電話通信インターフェース209の通信識別子を用いて送信する。メッセージには、発信元メッセージと同じ主題参照とともにメッセージ・ペイロードが含まれている。] [0057] (4)メッセージが無線インターフェース207上で受信される場合、メッセージはSMSハンドラ204に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、応答側装置213または214の通信識別子、および主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0058] メッセージが電子メール・インターフェース208上で受信される場合、メッセージは電子メール・ハンドラ205に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、応答側装置215または216の通信識別子、および主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0059] メッセージが電話通信インターフェース209上で受信される場合、メッセージはコール・ハンドラ206に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、応答側装置217または218の通信識別子、および主題参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0060] (5)メッセージ・ブローカ202は、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージにおける通信識別子に一意のタグ参照を割り当て、主題参照をデータ・ストア203に対して調べて、発信元装置213、214、215、216、217、218の通信識別子を決定する。] [0061] (6)メッセージ・ブローカ202から次に、メッセージ・ペイロード、主題参照、およびタグ参照を含むメッセージが、SMSハンドラ204、電子メール・ハンドラ205、またはコール・ハンドラ206に、必要に応じて発信元装置213、214、215、216、217、218の通信識別子とともに送られる。] [0062] (7)マーク・アップ言語フォーマット・メッセージにSMS識別子が含まれている場合、メッセージはSMSハンドラ204によってSMSメッセージに変換され、SMSメッセージは、発信元装置213または214に、無線インターフェース207から無線ネットワーク210を介して送信される。] [0063] マーク・アップ言語メッセージに電子メール識別子が含まれている場合、メッセージは電子メール・ハンドラ205によって電子メール・メッセージに変換され、電子メール・メッセージは、発信元装置215または216に、電子メール・インターフェース208からデータ・ネットワーク211を介して送信される。] [0064] マーク・アップ言語フォーマット・メッセージに音声通話識別子が含まれている場合、メッセージは、コール・ハンドラ206によって音声信号に変換され、音声信号は、発信元装置217または218に、電話通信インターフェース209から電話網212を介して送信される。] [0065] (8)発信元装置213、214、215、216、217、または218は、メッセージを、匿名通信ルータを介して応答側装置213、214、215、216、217、または218から受信する。] [0066] (9)返答するために、発信元装置213、214、215、216、217、218は、メッセージを、無線ネットワーク210、データ・ネットワーク211、または電話網212を介して、ルータに、無線インターフェース207、電子メール・インターフェース208、または電話通信インターフェース209の通信識別子を用いて送信する。メッセージには、主題参照、メッセージ・ペイロード、および受信したタグ参照が含まれている。] [0067] (10)メッセージが無線インターフェース207上で受信される場合、メッセージはSMSハンドラ204に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、主題参照、およびタグ参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0068] メッセージが電子メール・インターフェース208上で受信される場合、メッセージは電子メール・ハンドラ205に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、主題参照、およびタグ参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0069] メッセージが電話通信インターフェース209上で受信される場合、メッセージはコール・ハンドラ206に送られて、そこでマーク・アップ言語フォーマット・メッセージに変換される。マーク・アップ言語フォーマット・メッセージには、メッセージ・ペイロード、主題参照、およびタグ参照が含まれている。メッセージは次に、メッセージ・ブローカ202に送られる。] [0070] (11)メッセージ・ブローカ202は、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージ中のタグ参照をデータ・ストア203に対して参照して、返答を受信した応答側装置213、214、215、216、217、または218の通信識別子を決定する。メッセージ・ブローカはまた、メッセージをデータ・ストア203にコピーする。] [0071] (12)メッセージ・ブローカ202から、メッセージ・ペイロードおよび主題参照を含むマーク・アップ言語フォーマット・メッセージが、SMSハンドラ204、電子メール・ハンドラ205、またはコール・ハンドラ206に、応答側装置213、214、215、216、217、または218の通信識別子とともに送られる。] [0072] (13)メッセージにSMS識別子が含まれている場合、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージがSMSハンドラ204によってSMSメッセージに変換され、SMSメッセージは、応答側装置213または214に、無線インターフェース207から無線ネットワーク210を介して送信される。] [0073] メッセージに電子メール識別子が含まれている場合、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージは電子メール・ハンドラ205によって電子メール・メッセージに変換され、電子メール・メッセージは、応答側装置215または216に、電子メール・インターフェース208からデータ・ネットワーク211を介して送信される。] [0074] メッセージに音声通話識別子が含まれている場合、マーク・アップ言語フォーマット・メッセージは、コール・ハンドラ206によって音声信号に変換され、音声信号は、応答側装置217または218に、電話通信インターフェース209から電話網212を介して送信される。] [0075] (14)発信元装置213、214、215、216、217、218と応答側装置213、214、215、216、217、218との間の往復通信を、ルータを介して、工程3)〜工程13)を繰り返すことによって続けても良い。] [0076] 本発明を、前述の例示した実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は単にこの特定の実施形態に限定されるわけではない。 たとえば、当然のことながら、特定の応答側装置に割り当てられる一意のタグは、特定の主題に対してのみ一意である必要がある。このようにして、タグは、異なる主題について異なる装置に対して再使用することができる。これによって匿名性がさらに高まる。なぜならば、発信元装置は、同じ応答側装置が異なる主題について応答しているか否かを判定することは、同じタグ識別子がいつ用いられたかを検出することではできないからである。] [0077] さらに、当然のことながら、メッセージ・ペイロードに加えて他の情報もメッセージに添えても良い。たとえば、メッセージのサイズに関する情報を含むことが有用な場合がある。]
权利要求:
請求項1 発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための通信ルータであって、前記メッセージは主題識別子を含み、前記ルータおよび前記通信装置はそれぞれ少なくとも一つの通信識別子を有し、前記ルータは、前記発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と、前記発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する発信元格納手段と、一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納し、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる応答側格納手段と、一つまたは複数の応答側通信装置から発せられた前記所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択し、選択されたメッセージのそれぞれに、その出所に基づいて適切なタグ識別子を加え、前記選択されたメッセージを前記発信元通信装置に、その少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する第1のメッセージ・ハンドラと、前記発信元通信装置からメッセージを受信し、格納された通信識別子を用いて、メッセージ中に含まれる前記所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて、メッセージを適切な応答側通信装置に送信する第2のメッセージ・ハンドラとを備える通信ルータ。 請求項2 前記ルータはさらに、通信装置に関連付けられたメッセージのフォーマットを示すフォーマット識別子データを格納するフォーマット識別子格納手段を備える、請求項1に記載の通信ルータ。 請求項3 前記ルータはさらに、発信元装置と適切な応答側通信装置との間で送信されるメッセージを、前記通信装置に対する格納されたフォーマット識別子に基づいて該メッセージを受信する通信装置に適合するフォーマットに変換する変換手段を備える、請求項2に記載の通信ルータ。 請求項4 前記変換手段は、前記ルータが受信したメッセージをマーク・アップ言語フォーマットに変換する、請求項3に記載の通信ルータ。 請求項5 前記通信装置のうちの一つまたは複数が一つまたは複数の外部ネットワーク上に配置され、前記ルータは、前記一つまたは複数の外部ネットワークと接続するための少なくとも一つのインターフェースを備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項6 前記一つまたは複数の外部ネットワークは、GSM無線ネットワーク、データ・ネットワーク、および電話網のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の通信ルータ。 請求項7 前記ルータは、コンピュータ・システムの形態の発信元装置と接続するためのインターフェースを備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項8 前記メッセージは、音声メッセージ、電子メール、およびテキスト・メッセージのうちの少なくとも1つを含む、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項9 前記第1のメッセージ・ハンドラは、第1の受信メッセージ・ハンドラであって、一つまたは複数の応答側から受信したメッセージに基づいて一つまたは複数の応答側通信装置に対する通信識別子を決定し、前記応答側格納手段に、割り当てられた前記一意のタグ識別子とともに前記通信識別子を格納させる前記第1の受信メッセージ・ハンドラを含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項10 前記第2のメッセージ・ハンドラは、第2の受信メッセージ・ハンドラであって、前記発信元通信装置から受信したメッセージに基づいて前記発信元通信装置に対する通信識別子を決定し、前記発信元格納手段に、前記所定の主題識別子とともに前記通信識別子を格納させる第2の受信メッセージ・ハンドラを含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項11 データ・ストアが前記発信元格納手段と前記応答側格納手段とを構成する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項12 メッセージ・ブローカが前記第1および第2のメッセージ・ハンドラを構成する、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の通信ルータ。 請求項13 発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための方法であって、前記メッセージは主題識別子を有し、前記通信装置はそれぞれ少なくとも一つの通信識別子を有し、前記方法は、前記発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と、前記発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する工程と、一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納し、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる工程と、一つまたは複数の応答側通信装置から発せられた前記所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択し、選択されたメッセージのそれぞれに、その出所に基づいて適切なタグ識別子を加え、前記選択されたメッセージを前記発信元通信装置に、その少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する工程と、前記発信元通信装置からメッセージを受信し、格納された通信識別子を用いて、前記メッセージ中に含まれる前記所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて、メッセージを適切な応答側通信装置に送信する工程とを含む方法。 請求項14 通信装置に関連付けられた送信の媒体を格納する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。 請求項15 発信元装置と適切な応答側通信装置との間で送信されるメッセージを、前記通信装置に対する格納された媒体識別子に基づいてメッセージを受信する通信装置に適合するフォーマットに変換する工程をさらに含む、請求項14に記載の方法。 請求項16 前記ルータが受信したメッセージは、マーク・アップ言語フォーマットに変換される、請求項11に記載の方法。 請求項17 発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための通信システムであって、メッセージは主題識別子を含み、ルータおよび通信装置はそれぞれ、少なくとも一つの通信識別子を有し、前記システムは、前記発信元通信装置に対する少なくとも一つの通信識別子と、前記発信元通信装置に関連付けられたメッセージを示す所定の主題識別子とを格納する格納手段を備えるルータと、前記一つまたは複数の応答側通信装置に、前記所定の主題識別子と前記ルータに対する少なくとも一つの通信識別子とを与える手段とを備え、前記ルータは、前記一つまたは複数の応答側通信装置から発せられたメッセージを検出し、所定の主題識別子を含む受信メッセージを選択する手段を含み、前記ルータは、前記一つまたは複数の応答側通信装置のそれぞれに対する少なくとも一つの通信識別子を格納し、各応答側通信装置に一意のタグ識別子を割り当てる手段を含み、前記ルータは、各タグ識別子を各選択されたメッセージに、その出所の応答側通信装置に基づいて加え、メッセージを前記発信元通信装置に、該発信元通信装置に対する格納された少なくとも一つの通信識別子を用いて送信する手段を含む、通信システム。 請求項18 前記通信システムは、前記発信元通信装置から発せられ、特定の応答側通信装置に送られる返答メッセージを検出し、前記返答メッセージに対する所定の主題識別子と一意のタグ識別子とを決定する手段を有する前記ルータと、前記返答メッセージを適切な応答側通信装置に、格納された通信識別子を用いて、決定された所定の主題識別子およびタグ識別子に基づいて送信する手段を有する前記ルータとをさらに備える、請求項17に記載の通信システム。 請求項19 実質的に添付図面を参照して本明細書で説明したような通信ルータ。 請求項20 実質的に添付図面を参照して本明細書で説明したような発信元通信装置と一つまたは複数の応答側通信装置との間でメッセージを匿名で送るための方法。 請求項21 実質的に添付図面を参照して本明細書で説明したような通信システム。
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